こんにちは。スタッフ川端綾子です。
心地よい秋晴れが続いています。そして食欲の秋ですね!秋刀魚に、きのこに、栗に、お芋に・・・
私は毎日仕事が終わると、息子の保育園のお迎えにスーパーへ買い物と目まぐるしいのですが、料理だけは昔から好きで手作りのものを心掛けています。今日は疲れた~!なんて日は、お刺身を買って、お気に入りのうつわに盛り付けるだけの日もあります。あとは具だくさんの味噌汁を作れば立派な晩ごはん(?)の完成です。
さて、9月の展示会で出会った、「SyuRo(シュロ)」の炻器のうつわ。
料理好き、うつわ好きの私にとってビビっときたうつわたちです。
三重県四日市でつくられているこのうつわは、炻器(せっき)と呼ばれる、土に鉄分を多く含み、焼き締めることによって吸水性の少ないかたい器ができます。
私がこよなく愛す常滑急須も「炻器」になります!
本来、急須で使用される土で、あえて器を作り、磁器や陶器とも違ううつわができました。
焼き締めたままのグレー。黒の釉薬をかけて鉄っぽく。白の釉薬をかけてグレイッシュに。
それぞれの色とあわせてもバランスがよく、料理の邪魔をせず、日常使いしやすいうつわです。
使い勝手のよいサイズ感のプレート4種とボウル4種はどんな料理にも、どんなシーンでも対応できる定番のうつわになりそうです。
プレートは、サラダなどもたっぷりと盛れそうな大きめサイズがオススメ。
ボウルは、小鉢や蕎麦猪口、ポタージュやカフェオレカップとしてもいろいろと重宝しそうです。
電子レンジ、オーブン(260℃まで)、食洗機、乾燥機に対応しています。
―Syuro― since 1999
生活で使い続けることのできる道具を日本の伝統や職人さんの技術、または福祉作業所で作られるモノなどをSyuRoのフィルターを通して、違うジャンルの方々に知っていただきながら、日常のデザインプロダクトとして伝えています。かっこよく気取ったモノでもない。かっこよくあたたかいモノです。思いやりとか心意気、そんな空気を生活デザインとして伝えていけたらいいなと思います。
何とも言えない炻器の質感は、ぜひ店頭にて触れていただけたらと思います。