照明作家・谷俊幸氏の作る明かりは、ただ闇を照らすだけの照明器具ではなく、機能と結びつきながらも、オブジェとしての豊かな表現力も発揮されています。影と光を操る彼の感性の繊細さは、日本ならでは。そしてほとんどの作品には、長い時間の中で磨かれた日本の伝統的な職人技が活かされています。そういった要素は彼が創り出すモダンなフォルムの本質を構成しています。影と光が一体になって創り出す独特の空間は、明かりというものが持つ未知の可能性を感じさせてくれます。 “遊光”、光で遊ぶ。 影の存在を知ることで光の存在を知る。 壁や天井に移る影は、時には花以上の存在感を持つ。光が影を作り、影が光を作るおもしろさ。一様の明るさに慣れてしまった現代の生活の中で、その味わいは心地よい暗さの価値を思いださせてくれます。 日本の伝統的技法が隠されています。 作品の多くは、日本の伝統工芸の技法を用いています。量産される工業製品や海外のものではなく、日本の手仕事の身近に誇れるものがあることを、もっと知ってもらいたいという思いで作品を作り続けてきました。伝統を重んじることの大切さと、時代に即していくことの大切さ。 作品の放つ影と光には、日本の伝統的な技術が隠されています。 光で遊んでもらいながら、一人でも多くの方に伝統を受け継いでいくことの大切さを感じていただければと思います。 照明作家 谷俊幸オンラインショップはこちらから P.P. WOOD SHADE 薄くスライスされた桜の突板を使用した、心が落ち着く照明 WAPPA SHADE 秋田の伝統工芸『曲げわっぱ』の技法を用いた照明 HOKORE 静岡県に伝わる『駿河竹千筋細工』の技法を用いた、その意匠こそ世界へ誇れる照明 RON 提灯の三大産地の水戸の職人技×虫篭などを作る駿河竹千筋細工の職人技 LANTERN SHADE 提灯の日本三大産地の水戸で製作され、均等な八角形の形をした照明 SEN 静岡の『駿河竹千筋細工』の技法を用いた壁に映し出される“線”の模様が素敵なスタンドライト 照明作家 谷俊幸オンラインショップはこちらから