椅子選びにおいて「座面の高さ」は、とても重要なポイントです。座面高さが合っていないと、長時間座ると疲れやすくなったり、姿勢が悪くなったり、腰や膝に負担がかかったりと身体に悪影響を及ぼす可能性があります。 一般的に販売されている椅子は誰に合わせて作っているの? 日本のダイニングチェアは、日本の男性の平均身長(約170cm)くらいを想定して製作しているのが一般的です。座面高さは、約42cm前後が多いと思います。 ※ちなみに日本の女性の平均身長は157cmです。 小柄な方が座ると? では、小柄な方が一般的な座面高さで座るとどうなるか? 床に足が付かなかったり、かかとが浮いたりする。また、背中を付けずに浅く座ってしまう。 本来の正しい姿勢で座れていません。 座面が高いと・・・ 腿の裏が圧迫され回避するため座面の前方に座る。 アゴに力が入らなくなり、噛む力が15%ほど弱くなる。 骨盤が倒れた姿勢になり、腰痛の原因となる。 傾斜した状態を背中で起こすため猫背の姿勢になる。 デスクワークの際は、集中力がかけてしまう。 このことから、座面の高さが合っていない事が正しい姿勢で座れない原因の一つと考えられます。 では、正しい姿勢『かかとを床にしっかりつける』と? 1.体重を分散できる ・かかとが床に付いていると、お尻・太もも・ふくらはぎ・足裏の4点で体重を分散でき楽になる。 2.姿勢が安定する ・脚全体が床に付く事で、骨盤が立ち、自然なS字カーブの背骨を保ちやすくなります。 ・姿勢が崩れにくくなり、長時間座っていても疲れにくくなります。 3.血流がよくなる ・かかとが浮いていると、ふくらはぎの筋肉が緊張して血流が悪くなり、むくみや冷え性の原因に。 ・足をしっかりつけると、筋肉がリラックスして血行が良くなります。 つまり、かかとをつける=自然で健康的な座り方なのです! ダイニングを選ぶ際は、椅子から決めるのがおすすめ! 椅子は身体に直接ふれる家具だから、座り心地・座面高さ・フィット感が重要になります。身体に合った座面高さの椅子を、まず決めることによりテーブルの高さを決めやすくなります。 椅子とテーブルの高さのバランスとは? 椅子とテーブルを合わせるのに重要なのが、「差尺(さじゃく)」になります。差尺とは、テーブルの天板の高さから椅子の座面の高さの差のこと。椅子とテーブルの差尺が合っていないと、使い心地だけでなく、姿勢が悪くなり、肩こりや頭痛など健康被害を引き起こすことがあり非常に大事な事です。 差尺=テーブル高さ-椅子の座面高さ(体重が沈んだ際の高さ) 差尺の理想的な数値 一般的に、約27cm~29cmが快適とされています。 インテリアエッセンスではお客様の最適な座面高、差尺を計測し、一生満足いただける高さで脚カットが行なえます。 ※座高(身長×0.55)÷3)-2cm、座面高 (身長×1/4)等が見かけますが、あくまでも平均値で違う場合が多々ありますのでお気を付けください。1cm違うだけで全く心地よさが変わる体験を弊社では行っております。 ご依頼方法 □ 椅子脚カット ・脚カット 1cm単位でカット ※誤差±2mm ・対象 木製脚 (丸脚φ50mm 四角脚50mm以内) ・価格 6,600円(加工費のみ) ・オプション 引取費: 1脚3,300円 2脚目以降1,650円/脚 名古屋市内 ・ 配送費: 1脚3,300円 2脚目以降1,650円/脚 名古屋市内 ・ 計測費: 座面高・差尺 6,600円/1種1名 □ テーブル脚カット ・脚カット 1cm単位でカット ※誤差±2mm ・対象 木製脚(丸脚φ50mm 厚み50mm W300mm) ・価格 8,800円(加工費のみ) ・※上記以外は別途見積にてご案内いたします 注意事項 ・脚切断時の欠け 貼り付け補修無償で行います。 ・脚切断時の割れ 木部の劣化や反りなど、目視出来ない内部の割れが脚カットにより現れる場合があります。可能な限り無償で補修致します。 ご注文の流れ ご依頼の詳細を確認をさせていただき、担当よりご案内いたします。 下部の【脚カット申し込みはこちら】よりお申し込みください。 お申込み時に必要な情報は以下になります。 ・お客様情報(お名前・ご住所・電話番号・メールアドレス ) ・依頼品の情報(依頼内容・個数・商品寸法(巾・奥行・高さ・カット寸法)) ・お預かり・お渡しについて(工房持込・引き取り、工房渡し・ご配送) ・画像添付(真正面・真横・前方より斜め上) 脚カット申し込みはこちら入力フォーム