「石や鉄にそのまま料理を盛り付ける」そんな要素をもち日常使いできる器。そんなありそうでなかった器を作れないかな?とSyuRoが作ったのがせっ器。 焼き締めたままのグレー、黒の釉薬をかけて鉄っぽく、白の釉薬をかけてグレイッシュに。それぞれの色と合わせてもバランスがよく、料理の邪魔をせず、日常使いしやすいせっ器。使い勝手の良いサイズ感のプレート4種とボウル4種はどんなお料理にも、どんなシチュエーションにも対応できる日本の定番の器になりそうです。 SyuRoのものづくり SyuRoのある台東区鳥越は、昔ながらの印刷屋さんや缶工場、布卸問屋や金物屋さんが所狭しと並ぶ、職人さんの町です。そこに生きているのは、何十年もかけ、ていねいに磨き上げられた職人技。この素晴らしい技術を、もっと多くの人に知ってほしい。時代の波に押されて、消えてしまうことがあってはならない。そこでSyuRoは、自らをそうした職人技のあらたな活躍の場にしたいと考えました。 さしもの職人のつくるガラガラ。缶職人がつくる、小物入れ。SyuRoのオリジナル商品はすべて、「日本の心意気」が散りばめられています。 モノ以上の何かもつくる。モノがたりのある、モノづくり。 炻器(せっき) 「石や鉄にそのまま料理を盛りつける」そんな要素をもち日常使い出来る器。三重の土を使い、 妬器(せっき)と呼ばれる焼き物で作られています。 本来、 急須などに多く使用される三重の四日市や、 愛知の粘土には鉄分が多く含まれているため、 焼き締めることによって吸水性のない堅い器が出来ます。磁器や陶器とも違う経年変化を楽しめる、この新しい器 ”妬器(せっき)” は ヨ ー ロッパで ストーンウェアと言われる硬い器です。土を吹付け焼き締めたままのグレー。鉄のような釉薬をかけた黒。 グレイッシュなマットの白。 綺麗な石のような深いブルー。それぞれの色と合わせてもバランスがよく、 料理の邪魔をせず、 日常使いしやすい器に仕立てました。 ちょっといい、肩ひじ張らない使いごこち プレート、ディーププレート、ボウルがあります。 小皿には取り皿やデザート皿として、大皿にはサラダやおかずをたっぷり出したい時や、ワンプレートの盛り付けに。M・Lサイズは高台も高めになっているので、重ねた際にも指が入りやすく片手で取ることができます。ボウルには小さいものにはおつまみの小鉢や薬味、ソースなどに使いやすく、大きいものはスープやカフェオレボウルとしての使用にもちょうどいい使い勝手です。プレート同士やプレートにボウルを重ねて使うのもお勧めです。 電子レンジやオーブン(260°まで)、食洗機にも対応しているので、日常で気兼ねなくご使用いただけます。 BRAND PHILOSOPHY 誠実なものづくりとは、「人と人、人とモノとの関りは心地よいものでなければならない」会社を立ち上げてから、ずっと大切にしていることです。 モノとは人が介在することで、その存在に意義が持たれ、また存在の意義が変わってくるのです。 SyuRoがあることで、またSyuRoが関わることで、そのモノやコトの価値が少しでも向上していくのなら、こんなに嬉しいことはありません。 SyuRoの全ては、モノや人の縁によって生まれています。 私たちが関わることで喜びが増え、より楽しくなったり、心地よくなってもらうことが、果たすべき使命ではないかと思っています。 道端の草花を人が生けることで、目に見えない心地よさが生まれるように。 贈り物をすることで、感謝の気持ちが育まれるように。目には見えないものですが、確かにそこにある縁と、そこから生まれる循環(円)。 すべてこの円相を心がけて果たしていきます。