1940年兵庫県生まれ。
東京藝術大学、多摩美術大学、金沢美術工芸大学、神戸芸術工科大学などの客員教授を歴任。プロダクトデザイン、インテリアデザイン、環境デザイン等を手掛ける。各地の地場産業の活性化事業や地方人材育成事業に貢献する。
飛騨地域においては、1985年当時より、デザインという新たな地域資源の創造に向け指導を仰ぐ。その後、氏のスギ問題に対する熱い想いがきっかけとなり、2010年に〈crypto〉シリーズを発表。2011年には〈SEOTO〉シリーズを発表し、翌年ダイニングチェアがグッドデザイン・ベスト100に選ばれる。また、2014年にはスギ圧縮柾目材を用いた〈KISARAGI〉ダイニングチェアがグッドデザイン金賞、2016年には〈SEOTO-EX〉LDアームチェア、2021年には100周年記念モデルの〈SEOTO-EX100〉グッドデザイン賞を受賞。